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犯罪予備軍?男性ベビーシッターの一律利用停止は「性差別」ではないのか

あまりに乱暴と感じざるを得ない

一方的な「利用停止」通達

全国のベビーシッターと利用者をつなげるマッチングサービスの「キッズライン」が、6月4日に男性シッター全員に対する一時利用停止を行った。

キッズラインによれば、この措置はキッズラインでの活動履歴のある男性シッターが今年4月に子供に対する強制わいせつの容疑で逮捕されるという件があり、対応を検討した結果「中、小児性犯罪については男性により発生する割合が相当量を占めることや、その資質を見抜くことは現段階で難しい」と判断し、男性シッターの一時利用停止を決めたという。

さて、法的な問題とかはともかくとして、一見した印象としては「あまりに乱暴」と感じざるを得ない。

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実際に男性シッターがTwitterなどでツイートをしているが、事前連絡も無く、一方的に利用停止が通達されたらしい。登録していた男性シッターはもちろん、男性シッターを継続的に利用し、子供とも優良な関係性を築いていた利用者側にとっても晴天の霹靂だろう。

キッズラインに登録している男性シッターは個人事業主ということで、ならばキッズラインを通さずに直接契約に切り替えればいいかとも思うが、こうしたサービスの常として直接契約は違反行為であり、キッズラインでは直接契約はシッター、利用者ともに30万円の罰金となっている。

その点で、今回の措置が男性シッターに対する「一律契約解除」ではなく、あくまでも「一時利用停止」だというのも、嫌らしい。利用停止である以上は契約は解除されておらず、罰則は有効のままなのである。