宇宙誕生後38万年も鳴り響いていた「ビッグバンが奏でる音楽」とは

51オクターブ下の「超」重低音
杉山 直 プロフィール

今も鳴り響く、ビックバンの“宇宙交響楽”

ビッグバンの時代に宇宙を楽器として、プラズマを媒質として奏でていた音楽、これを宇宙交響楽と命名する。現代版天球の音楽だ。

さて、この交響楽はいったいどのような音楽だったのだろうか。残念ながら私たちが直接聞くことのできない超低音の音楽だ。

しかし、この音楽を今の宇宙に「見る」ことはできる。ビッグバンの残光である宇宙マイクロ波背景放射という電波に存在する温度のゆらぎこそ、ビッグバンの時代の宇宙交響楽なのだ。

【写真】宇宙マイクロ波背景放射短鎖衛星WMAPが 捉えた宇宙のゆらぎ
  宇宙マイクロ波背景放射短鎖衛星WMAPが 捉えた宇宙のゆらぎ(拡大画像はこちら

ビッグバンの宇宙交響楽とはどのようなものなのか、そしてそれを知ることで宇宙のどのような秘密が明らかにされるのか、詳しくは、ブルーバックス最新刊『宇宙の始まりに何が起きたのか ビッグバンの残光「宇宙マイクロ波背景放射」』をご一読いただきたい。

宇宙の始まりに何が起きたのか

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