初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よく回りたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回、東京・江東区を案内していただいたのは、グラフィックデザイナー・プロデューサーの関直宏さん。

「アートの街」として人気急上昇。昨今では「コーヒーの街」としても大注目の清澄白河。新店も続々オープンしていますが、リノベーション物件が多いため、変わらない街並みが魅力。お散歩しながら回れる、とっておきのスポットを紹介します。

古き良き“もの”を新しい時代へ。
世界中の“暮らし”を集めた空間

stoop

古い木造家屋をリノベーションした空間は、まるで小さな美術館のよう。

アンティークやヴィンテージの家具・雑貨などを扱う、週末限定ライフスタイルショップ。

ヨーロッパからアジア、紀元前から現代まで、国境や年代に縛られずにセレクト。

「丁寧につくられた古き良き“もの”たちを、現代の使い手を通し、新しい時代へと繋げていくこと」をテーマに、代表の関さんが世界を旅して見つけた“もの”を中心に紹介。壁に飾られた絵など、すべて売り物。

画家・平野泰子氏による個展(過去開催展の一例)。

平日は撮影スタジオやギャラリーとして貸し出している。

Stoop(ストゥープ)
江東区白河2-5-10
☎03-4285-4128
営業時間:13:00~20:00(土日)
定休日:月~金は不定
https://stoop.jp/

小さなギャラリーが発信する
大きな才能を目撃せよ!

アンドーギャラリー

蔦の絡まる古い倉庫を改装したスペース。

絵画・彫刻・インスタレーション・写真・映像など、国内外の才能ある若手現代美術作家の作品を紹介。「新しいアートとは何か?」を模索、発信し続ける注目のギャラリー。

針金やテグスなどを用い、展示空間に呼応したインスタレーションを制作する作家・中沢研氏の個展(過去開催展の一例)。作品『立つ』2020 Painted wood, steel。

主宰は現代アートのギャラリストであり、建築やデザインのプロデューサーとしても活躍する安東孝一氏。東京都現代美術館からは徒歩約5分。ぜひ、セットで訪れたい。

アンドーギャラリー
江東区平野3-3-6
☎03-5620-2165
営業時間:11:00~19:00
定休日:日・月・祝
http://www.andogallery.co.jp/

大人も子どもも楽しめる、
ゆるやかなパブリックスペース

東京都現代美術館

メインエントランス。Photo:Kenta Hasegawa

2016年から約3年間、施設メンテナンスのために休館していた東京都現代美術館が2019年3月に待望のリニューアル・オープン。

子ども向けの現代美術に関する図書が揃う“こどもとしょしつ”も。Photo:Kenta Hasegawa

ベビーカーの貸し出しや、併設レストラン「100本のスプーン」による離乳食の無料提供など、子連れにやさしい美術館としても話題。

3/14から6/14までアーティスト、オラファー・エリアソンの個展を開催。「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展のための新作の試作 2019年 Photo:María del Pilar García Ayensa/Studio Olafur Eliasson

「ふだんづかいできる美術館」に生まれ変わり、よりアートを身近に感じられると人気を呼んでいる。


\とっておき江東区土産/
東京都現代美術館アクリルロゴマグネット

東京都現代美術館のロゴ入りのマグネットは、様々なカラーバリエーションが魅力的。什器などを作る際に出るアクリルの端材を利用して作られているため、柄は一つとして同じものがない。環境にも配慮した人気商品。館内にあるミュージアムショップで購入可能。1個¥660/NADiff contemporary http://www.nadiff.com/?page_id=180

Photo:Kenta Hasegawa

東京都現代美術館
江東区三好4-1-1
☎03-5777-8600
営業時間:10:00~18:00
定休日:月(祝日の場合は翌平日)
※展示室入場は閉館の30分前まで。2020/5/4は開館
https://www.mot-art-museum.jp/