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地味な食べ物「麦めし」が、健康ブームで「超ヒット商品」になっていた…!

仕掛け人の社長が「舞台裏」を明かす
夏目 幸明 プロフィール

効果的だったのは、社内の情報公開と人事制度の改革です。生産担当者は「営業に安く渡すと安く売ってしまう」と、少し高い原価を伝えることがありました。一方営業も、計画を達成しようと、小売店さんに「返品してもいいから」と卸すことがありました。

両者とも、仕事には忠実でも利益につながりません。そこで、評価基準を明確にしました。生産側は合理化などで原価を安くできたら評価し、営業は利益を出したら評価する。これにより、ようやく安定した利益が出始めたのです。

 

生き生きと踊る会社をつくりたい

趣味はスーパーを見に行くことです。

はくばくの商品が棚の奥にあると、見えやすいよう前に出したりします。習慣は寝る前に、腕立て、腹筋、スクワットをやること。大学卒業以来、30年間欠かしていません。楽しいのはやはり家族と過ごす時間で、たまに「長澤食堂」を開きます。カレーやハンバーグなど凝った料理も作ります。

皆様にぜひおすすめしたいレシピは、「もち麦リゾット」。お米はリゾットにするとふやけますが、もち麦だとプチッとした食感が長く残り、格段に美味しく仕上がります。

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目標とする経営者は、ヤマト運輸の故・小倉昌男さんです。イノベーションと言うと大きな技術革新が頭にうかびますが、小倉さんのように既存の技術をうまく組み合わせ、社会を変える経営者により憧れます。