今年の株主総会は「オンライン化」するところも photo/gettyimages

日本株の株主総会ラッシュ、いまこそ「仕込むべき&逃げたい」銘柄全実名

今週の「AI株価予報」で読む

日本株の「株主総会ラッシュ」が幕を開けた…!

今春からコロナショックが猛威をふるっていた日本株市場だが、ここへきて落ち着きを見せ始めている。

日経平均株価は相変わらず上下に大きい動きは見せながらも大台の2万3000円台を回復したことで、市場関係者たちの間にはようやく楽観ムードが広がり始めている。

そんな日本株市場の追い風になるのか、あるいはまた波乱要因になるのか――6月半ばから、新たな大型イベントシーズンが始まった。一年の中でも最も大きな経済イベントのひとつである、3月期決算企業の株主総会ラッシュが幕を開けたのだ。

先陣をきったのは日本を代表するトップ企業のトヨタ自動車である。

6月11日、おひざ元である愛知県豊田市の本社ホールで行われた株主総会には豊田章男社長が登壇。コロナショックの直撃を受けている同社の経営を不安視する株主たちに向かって、「ご安心ください、トヨタは大丈夫」「リーマン・ショックの時と、われわれは違う」と力強く語りかけた姿が印象的だった。

豊田章男社長は力強い言葉で株主に語りかけた photo/gettyimages
 

「トヨタ自動車は今年度の決算見通しを、前年度比で約8割減の営業利益になるとの予測を出しているのですが、じつはこうした『具体的な決算数値見通し』を出していること自体が異例。コロナショックの影響が見通せない中で、多くの企業が『未定』としているからです。

トヨタが具体的な数値を出したのは日本を代表する企業としてその責任感があるからでしょう。実際、株主総会では豊田社長が『自動車産業は裾野が広い』『基準を示すことが責務だ』と語って、トップ企業ならでは矜持を見せていた」(アナリスト)

さらに、豊田社長は「赤字にならない」と強調。身構える多くの株主たちに、企業体質を強化していることを強くアピールして見せたのだ。