プラスチックごみに警笛を鳴らす、
ビーチサンダル号!

The Flipflopi ケニア

アフリカの海に大きな帆を張って浮かぶ、全長約9メートルの船。

#plasticrevolution(プラスチック革命)」の合い言葉が帆に大きく書かれている。「フリップフロッピ」と名付けられたこのプロジェクトの語源は、英語でビーチサンダルを意味する「フリップフロップ」。

創設者のベンさんが海を変えようと立ち上がった。ボートが完成したのは2018年末。今後、今の2倍の20メートルの船をつくって世界に脱プラスチックを訴えたいという。

通常、木で作られる「ダウ」という地域の伝統的な帆船を、海岸に捨てられていたビーチサンダルやプラスチックごみを素材に完成させたもの。溶解し、成型したサンダルの量は、10トンにも及ぶ。アフリカらしいカラフルな船で海を渡るのは、使い捨てプラスチックの無意味さや、それぞれのやり方で使用済みプラスチックの再利用を訴えるのが目的だ。

@theflipflopi

活動に対しての反応は大きく、地域の人々のみならず、政府もこの問題を注視。2019年1月には国連環境計画(UNEP)の支援のもと、海岸沿いの街、ケニアのラム島からタンザニアまで2週間で500kmの航海に成功した。
www.theflipflopi.com

サーモンが象徴する、
都市と農地のサステナブル認証

Salmon Safe アメリカ

パッケージに掲示される認証マーク。

サーモンの産地である米国、カナダの太平洋岸一帯。国や都市の境界を越え、「河川をサーモンが産卵し、繁栄し続けるために」、その生息地に沿って土地管理の認証基準を作ったのがNPO〈Salmon Safe〉。世界有数の生態系に基づく地方限定認証だ。

その基準は水質の向上や水温の上昇抑制のための取り組みで、対象はワイン用ブドウ畑やビール用ホップ畑の他、同NPOの本拠地、ポートランド市では公園や大学、〈ナイキ〉といった民間企業にまで及ぶ。サーモンの保全と共に、都市やビジネスは最小の資源利用で持続可能な成長も望めると評価も高い。
salmonsafe.org

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Coordination:Yumiko Nakanishi,Akiko Frid, Text:Sakiko Setaka,Toyofumi Makino Text & Edit:Asuka Ochi