早くも話題騒然…清原果耶主演『おかえりモネ』に見る朝ドラ成功条件

SNS上では、すでに期待度MAX
高堀 冬彦 プロフィール

あの日から10年…

気象予報は「自然」という完全掌握が不可能なものと向き合う職業。不確実な自然との共存の道を探る仕事でもある。安達さんは共有できない誰かの痛みもそういうものではないかと考えた。

「『あなたをわかりたい』と思い、努力し続けてさえいれば、わたしたちは笑顔を交わし共に生きていけるのではないか」(同)

 

来年は大震災から10年。節目の年だ。作品の底流には自然との共存、人間同士の共生という深甚なテーマがあるようだ。史実に基づく話や偉人伝が目立つ最近の朝ドラとは色合いが随分と異なる。気象予報士の世界を紹介するだけのお仕事ドラマにならないのは間違いない。

朝ドラが東北を舞台にして大震災を真正面から捉えるのは、大ブームを巻き起こした『あまちゃん』(2013年度上半期)以来のこと。主演女優と脚本家が注目の人であるだけでなく、テーマも骨太。早々と話題になるのも不思議ではないだろう。

編集部からのお知らせ!

関連記事