早くも話題騒然…清原果耶主演『おかえりモネ』に見る朝ドラ成功条件

SNS上では、すでに期待度MAX
高堀 冬彦 プロフィール

ドラマで描かれるのは東日本大震災

『おかえりモネ』に原作はなく、安達さんのオリジナルだ。大筋のストーリーはすでに出来上がっている。清原が演じる主人公は永浦百音(ながうら・ももね)。愛称がモネである。

その故郷は、宮城県の気仙沼湾沖に浮かぶ緑豊かな島。この島がモネは大好きだった。ところが、気仙沼に甚大な被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災時にはある理由で島外にいた。

このため、「自分は何もできなかった」と後ろめたさを抱き、やがて島とも家族とも離れ、県内の登米市に移り住む。一方で、ずっと誰かの役に立ちたいと思い続けていたところ、気象予報士という仕事を知る。自然を予測することで人を助けられる職業だ。

一念発起して超難関の気象予報士の資格を取得すると、上京して気象予報会社に入る。そこで得た知識や技術によって故郷に貢献する道を探り始める――。

 

安達さんはこう語っている。

「朝ですし、やさしくて温かい物語を作りたいと思っています」(NHK公式ホームページより)

ただし、こうも言っている。

「舞台となる土地は、やさしさだけではどうすることもできない痛みを抱えていて、訪問者であるわたしがそれを真に理解することはできません。他者の痛みは肉親でも友人でも恋人同士でも共有することはできない。そんな現実をつきつけられたとき、『わからないから怖い』という言葉を聞きました。自分の理解を超える現象、数秒後に変わってしまう未来、怖いです。ですが人間は不器用ながら、『わからないもの』とずっと向き合ってきて、その最たるものが『自然』だろうと考えたとき、描くべき物語が見えたように思いました」(同)

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