改めて感じた保育園のありがたさ

6月から、私の住む地域では保育園が再開しました。「自宅で保育ができるご家庭は登園を自粛してください」という但し書きに胸を痛めながらも、預けなければどうにもこうにも仕事にならない我が家は、すぐに「登園します! させてください!」と連絡をしたのでした。

コロナ以前も保育園の存在には感謝していましたが、この2ヵ月の自宅保育を経て、共働きの家庭にとって本当に保育園は無くてはならないものだと実感しました。ワーキングマザーにとっては「電気・水道・ガス・保育園」ぐらい、社会インフラとして必要な存在です。改めて保育士さんたちに敬意を示すとともに、保育園に入れないから働けないという待機児童問題をわが身として感じる休園期間でした。

乳幼児をかかえた人の中には、仕事に集中できず、明け方と夜中に仕事をしたという声も(写真の人物は本文と関係ありません)Photo by iStock

あたりまえの幸せに気がついたテレワーク

弊社ではワーキングマザーの転職支援を行っているのですが、5月の登録者が過去最高になりました。急激な経済環境の悪化による人員整理、といった会社理由のケースもありますが、多くはコロナによる働き方の見直しが転職活動を始めるきっかけになっています。具体的には恒常的にテレワーク可能な企業へ転職したいという希望や、会社に嫌気がさしてもっと成長産業で働きたいという理由が多いようです。

テレワークについては以前コラムに書きましたが、わずか3ヵ月前の予想をはるかに超えた拡がりを見せています。Zoomやオンライン飲み会という言葉はあたりまえになり、社内会議はもちろん商談や採用面接までもオンラインで完結する会社が増えました。もちろん対面に比べてコミュニケーションがとりづらいなど負の側面もたくさんありますが、オンラインやテレワークを経験して「効率的」と感じた人は多いのではないでしょうか。

そして、仕事の効率性以上にテレワークの恩恵として実感したのが、「家族と過ごす時間が増えた」ということです。特に緊急事態宣言以降はテレワークが進み、夜の飲食もなくなって家族で過ごす時間が格段に増えました。私も、最初の頃はいつも飲み歩いているダンナ君が家にいることに違和感を覚えジャマ者扱いしていましたが、次第に毎晩家族そろって食卓を囲む時間に大きな幸せを感じるように。家族と過ごすあたりまえの幸せに気づき、効率的に働ける環境に身を置きたいと考えるのは男女関係なく自然なことかもしれません。