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# 新型コロナウイルス # マーケティング

コロナ禍で加速!「巣ごもり消費」を攻略する5つのポイント

どうすれば買ってもらえるか?
いまだ収束の気配が見えない、新型コロナウイルス騒動。そんな逆風の中で、私たちはどのようにビジネスを展開していけばよいのか? 経営コンサルタントで、著書『巣ごもり消費マーケティング』を刊行した竹内謙礼氏によれば、今回の「巣ごもり消費」を攻略するために押さえておきたい「5つのポイント」があるという。本人に、その中身をわかりやすく教えてもらった。

戦略が立てにくい2つの理由

「巣ごもり消費」とは、2008年のリーマンショック時に生まれた言葉である。経済が低迷し、消費を控えて家の中で過ごす人が増えたことで、このような表現がメディアを賑わすようになった。その後、東日本大震災の直後などの自粛ムード時にも、たびたび「巣ごもり消費」という言葉が経済用語として使われている。

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しかし、今回の新型コロナウイルスの影響を受けた巣ごもり消費は、今までとは事情が違う。「お金がなくて家から出ない」だけではなく、「人との接触を避けるために表に出ない」という、もう1つの“縛り”が加わった。

経済事情もリーマンショックと比較にならないほどの厳しい状況下に置かれてしまい、ひと筋縄では解決策が見いだせないのが、今回の巣ごもりマーケティングの難しいところになっている。

ここで、新型コロナウイルスの影響を受けた、新しい巣ごもり消費の状況をもう一度整理してみたいと思う。

まず、戦略が組み立てづらい理由は、次の2つの事情が大きい。

・新型コロナウイルスの収束時期がわからない
・政府の今後の施策がわからない

 

「新型コロナウイルスの収束時期がわからない」というのは、いつ、コロナ禍が終わるかだれも見当がつかない点である。ほとんどの人が感染して免疫をつける「集団免疫」によって収束するのか、ワクチンが完成して収束するのか、今後の筋書きを予想することができない。

予想することができないため、対策を立てることができず、対策を立てられないから、何をやっていいのかわからないという悪循環に陥っている。