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ところで、コロナ専門家会議の「尾身副座長」ってどんな人?

パッと見「人の良さそうなおじさん」実は…

挫折も味わった

「彼は高校生のときから『人助けをすることこそが自分の生きがいだ』と言っていました。かかわった人は誰であっても助けようとするんです。だから、同期のみんなは『彼の性格が政治的に利用されているんじゃないか』と心配しています」(高校時代の剣道部の同級生・濱田俊一氏)

専門家会議の副座長である尾身茂氏は、日本の新型コロナ対策の「顔」となった。安倍首相が会見を行うとき頻繁に隣に座っていた、人の良さそうなおじさんは何者なのか。

 

尾身氏は'49年6月生まれ。名門・教育大附属駒場高校の出身だ。いまも趣味として続けている剣道に熱中する学生時代だったという。

「勉強も部活も一生懸命でした。それに後輩の面倒見もよかったです。忙しい中、いまでも剣道部の集まりには顔を出してくれます」(前出・濱田氏)

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高校3年の夏からは、交換留学制度「AFS」を使って1年間アメリカに留学した。ここで経験したことが「世界を飛び回る仕事をしたい」と考えるきっかけとなった。このとき同期留学生として、元厚労大臣の塩崎恭久氏と交友を深めた。

「尾身氏は東大を受験するはずでしたが、学園紛争で入学試験が中止になってしまい、やむなく慶應大法学部に進学。在学中に、医学にめざめて医学部受験を志し、慶應を中退します。それから、開校直後の自治医科大に1期生として入学しました」(厚労省関係者)