来年1月実施「新・共通テスト」をどう乗り切る…? 最新情報を大公開!

英・数・国の「正しい勉強法」がある
原田 広幸 プロフィール

前ページで紹介している、河合塾の全統模試は、5月のゴールデンウィーク明けに「マーク式模試」(共通テスト模試)が、後半に「記述式模試」(国公立2次試験・私立上位校向け)が実施された。

6月には、駿台模試(駿台予備校)、総合学力マーク模試(ベネッセ)が実施され、これらの模試の結果は、6月中に生徒と先生、そして保護者の手に渡る。

この3か月ほどの学習状況は、生徒たちの学力とやる気に、意外なほど大きな差をつけている。教育現場に立っている講師・先生方の多くは、そして、生徒たち本人も、そのことを実感し始めているはずだ。

そして、もうすぐ、そのリアルな結果(数字)が、模試の成績として学校・生徒・保護者に返却される。

 

「英語のリスニング対策」どうすればいい?

ある高校に通うA君は、予備校でこういう質問をしてきた。

「国公立を受けるかもしれないのですが、リスニング対策ってどうやればいいんですか?」

学校でも予備校でも、「いままでの」読解中心の勉強しかやってきていない。よくても、2技能(英文読解と英作文)の対策までだ。ALT(Assistant Language Teacher:ネイティブの英語指導助手の先生)の授業はあるが、リスニング用の試験対策はやっていない。情報もなくて困っているとのことだった。

私は、授業の中でできることとできないこと、先生に教わるべきことと自分ですべきこと、のそれぞれを具体的に伝えて、少ないながらも授業中に扱うことができる「対策」を始めることにした。

ある有名な語学系出版社の易しめのリーディング教材を使って、リピーティング(聞こえたことを口真似)、ディクテーション(聞こえたことを書き取り)を行なうというシンプルなものだが、これでも、だいぶ時間がとられ、構文や解釈、作文等に使う時間を少し削らざるを得ない。

新・共通テストでは、英語の基本的な配点が、読解100点、リスニング100点に変わっているのである。なお、従来のセンター試験は、読解200点、リスニング50点。リスニング・テストに従来の4倍の重みがつけられている。また、リスニング・テストの英文の読み上げが、全てではないが、1回に変わっているという。

こんなわけで、生徒も先生も大慌てなのだ。

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