ピルコンが運営するもう一つの相談ツールとして、産婦人科医らの監修のもと開発した、思いがけない妊娠や避妊についての相談ができるLINEボット「ピルコンにんしんカモ相談」があります。

「ピルコンにんしんカモ相談」相談画面

それまで月5,000〜8,000件で推移してきた1カ月あたりのメッセージ件数が、この5月に11,000件を越えました。

ピルコンにんしんカモ相談(LINEボット)メッセージ送付件数推移(2019年12月~2020年5月/NPO法人ピルコン)

2020年6月時点でのピルコンにんしんカモ相談の利用登録者数約12,000名のうち、10代は23%、20代は62%。多くの若い人が妊娠についての情報を調べていることがわかります。

妊娠に関する10代の相談が増加した要因については、推測の領域を出ませんが、先行きの見えない自粛生活への不安やストレスの高まり、休校により子どもだけで過ごす時間が増えたことで性行為に至ったこと、今まで抱えていた悩みについて相談・検索をする時間が取れたことなどが考えられます。

メール相談の中には、パートナーや同居する家族からの性暴力に関する相談もありました。性教育が男女ともに不足しており、避妊に関するアクセスに課題があるという以前からの問題が、コロナ下で表出し、そのしわ寄せが若い世代にいっている現状があるのではないかと思います。