「安倍さんは仕方ない」のか

ツイッターには、自分が悪者だと思う人物に対してなら、何を言ってもいいと思ってる人がけっこういる。わたしは先日こうツイートした。

#政権批判は誹謗中傷ではない というハッシュタグがあるようですが、相手が誰であれ病気を揶揄したり死ぬことを望んだりするような発言は(もちろん表現の自由なので勝手にやればいいと思うけど)、今の日本社会で多くの支持を受けるわけがありません。そんなの人間として当たり前のことです。
佐々木俊尚さんTwitter(@sasakitoshinao)より

このツイートに「安倍さんは仕方ないですよ」とリプライしてきた人もいた。安倍首相の持病である潰瘍性大腸炎を指しているのだと思うが、政治権力の頂点にいる人物だからといって、病気を揶揄しても許されるだろうと考えるのは私には理解できない。しかし実際、ツイッターの過去の発言を見れば、それなりに名前の知られている著名人から普通の人まで、安倍首相の難病を揶揄している人はいっぱいいる。

反対意見を口にするのと、誹謗中傷の言葉を投げつけるのは別のことだ Photo by Getty Images

なぜこのようなことが起きてしまうのだろうか? それを人と人の「距離」と「数」の観点から、解きほぐしてみたい。