「私が40代の日本人だったら…」と語り出したジム・ロジャーズ氏 photo/TAKAO HARA

ジム・ロジャーズ氏「これから伸びる『国・産業・投資商品』を教えよう」

「21世紀はアジアの世紀」だ

「21世紀はアジアの世紀」と語る世界的投資家のジム・ロジャーズ氏は、日々、シンガポールからアジアの経済動向を分析したうえで、コロナ・ショックにもその投資スタイルは揺るぐことはないという。実際このほど『ジム・ロジャース 世界的投資家の思考法』を上梓したばかりのジム氏は、過去に幾度となく経済ショックを乗り越えてきた。今回、そんなジム氏が「いま注目している国、産業、投資商品」について赤裸々に明かしてくれた――。

「いい投資家」は危機に生まれる

新型コロナウイルスのパンデミックに悩まされている世界で皆さんは、自然災害が恐ろしいことをまさに痛感しているだろう。しかし、見方を変えればいい。ピンチこそチャンスになるのだ。

東日本大震災の津波は「危機」だった。だから私はさらに投資した。災害や危機に関する記事を見たら、投資を考えることだ。いい投資家になりたいなら、「危機」を念頭に置いてほしい。

「危機こそチャンスだ」と言うジム氏 photo/TAKAO HARA
 

例えば、エアラインの株価などは大きく下落している。さらなる感染拡大を避けたい各国がヒトの移動を制限することで、各航空会社は減便や運休を余儀なくされたからだ。世界中のエアラインの株価は大きく下落しているが、絶好の機会になっている可能性は高い

ではこれから、どんな産業に投資していけばいいのだろう。私の見方を紹介しておこう。