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日本経済「1割減」が新しい日常に…それでも株価が上昇する「怪現象」

結局は日銀が支えている?

4月の日本経済は「1割減経済」になった。1割減は日本経済の平均的な姿として、今後も続く可能性がある。

他方で、人件費はほとんど減っていない、とすると、日本のほとんどの企業が赤字になる。それにもかかわらず、なぜ株価が上がるのか?

4月、前年同月比11.1%減

総務省が6月5日に発表した家計調査で、4月の消費支出(2人以上の世帯)は、実質で前年同月比11.1%減少となった。これは、比較可能な2001年1月以降で最大の落ち込みだ。

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これに先だって発表された経済統計で、4月の鉱工業生産指数が9.1%落ち込んだ。また、小売業販売額の前年同月比がマイナス13.7%となった。これらから、「4月の日本経済は、通常に比べて経済活動が1割程度低下した経済になった」と考えることができる。

 

上記の家計調査による消費のデータからも、4月の日本経済が「1割減経済」になったことが確かめられたわけだ。