いよいよ開幕! 令和の怪物・佐々木朗希のデビューは意外に早いぞ!

動画「炎のベースボール」第12回
金村 義明 プロフィール

キャンプ回りも今年で21回目ですか。今年は特に楽しかったです。すごいルーキーたちが目白押しでしたからね。

引退して21年も経つと、僕のことを知ってくれてるようなルーキーはほとんどいないと思ってたら、「YouTube見てます」と。なんか色んなYouTubeが上がってるし、バラエティーも上がってる。「面白いおっちゃん」みたいな感じで思われてるようです。

 

ロッテのキャンプ取材でも、佐々木朗希に話を聞くのを、こっちが遠慮してると、選手会長になった益田(直也)が、「カネさん、どうぞどうぞ」「朗希ちょっと来い!」とか言ってくれたりね。あれがうれしくて、キャンプ取材行ってるみたいなもんですからね。

選手たちに、「あ~、あっちには行ったのに、こっちは来んつもりですか」とか言われたり、年に数回しか会えないフロントの人たちに会えるのもうれしい。今、めちゃめちゃ後輩が増えましたからね。

「カネさん、ちょっと…」っていうから、野球の話かと思ったら、「めっちゃYouTube儲けてるでしょ」って、そんな話ばっかりやからね。「里崎が言うてましたでぇ」とかね。ほんとそんな話ばっかりですから。

AJ効果でオリックスの下克上あり!

——他に、キャンプで注目した選手はいますか?

金村: 2年目の小園(海斗/広島)はさらに良くなってました。

あと、楽天のルーキー小深田大翔ですかね。去年、盗塁王を獲った阪神の近本(光司)よりもいいという評判で、楽天がドラ1でとった即戦力です。足も速くてパンチ力もある。この選手はおもしろいですね。だから、僕は楽天の評価ものすごく上げたんです。

今の楽天のスタッフを見てみると、「西武のOB会できるやないか」というような布陣です。いつのまにか、GMの石井一久はじめ、二軍には石井貴、後藤武敏とか、西武時代の後輩たちがいっぱいいるし。バッテリーコーチには、近鉄の後輩の光山(英和)がいる。

監督の三木(肇)は、12球団で最年少の監督ですけれども、彼はなかなかしたたかな男ですよ。野村イズムを継承してますしね。ヤクルトのコーチ時代に若手を育てた実績もある。僕は、楽天を今年は2位に予想しました。

1位をオリックスにしたのは僕だけでしたね。

オリックスを推す最大の理由は、新外国人のAJ、アダム・ジョーンズ。久しぶりに本物のメジャーリーガーがやって来た。実績は超一流で、性格も含めて、「これはいいの獲った」と思います。チーム全体を変えられるような性格しています。

オリックスのアダム・ジョーンズ。メジャー通算282本塁打、4度のゴールドグラブ賞に輝く名プレーヤーだ

キャンプでは、吉田(正尚)とかみんなを集めてステーキをご馳走したそうです。昔、近鉄にいたデービスを思い出しました。「このメンバーで優勝しようぜ!」と、まだシーズン始まってないのに盛り上げてくれる。「そんな外国人おらへんぞ」と思いました。

「これは、チームが変わるんじゃないかな」と思ったら、案の定、T岡田が、気楽に6番7番打つようになって絶好調になりましたから。

元々、ポテンシャルの高いチームだから、最下位から一気に優勝もあるんじゃないかな、と予想しました。投手陣は、オリンピックで1ヵ月休みあるんだから、山本、山岡の二枚看板をフル回転させて、昔のパ・リーグの前期後期みたいな戦い方でいけ、と思ってたら、コロナでこんな状況になって、全部白紙です。

まぁ、普段から、予想しても全然当たりませんけどね。