いま、婚活シーンに変化が起きている。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだソーシャル・ディスタンスを守りながら暮らす日々。人との出会いは減り、気軽に会うこともできない。その一方で、DVや「コロナ離婚」が増えているという話も聞こえてくる。

では、伴侶をみつけたい男女や、関係を構築中の男女は今どうしているのか。前回の「不倫や曖昧な関係が減る?『Withコロナの恋愛』に起きうる変化」に続いて、今回はWithコロナの婚活の現在と未来について、筆者が実施している電話相談の事例や、オンライン結婚相談所への取材も交えて、語っていこうと思う。

コロナ下でパートナーを探す人が増えている

人は、自分の力ではどうにもならない災害やアクシデントが起きると、支え合える相手がいるありがたみや、ひとりで生きることの不安を実感する。東日本大震災をきっかけに「震災婚」をした男女がいたように、「コロナ婚」が増えてもおかしくはない。

実際、出会いを求める男女は増えているのだろうか?

結果的に増えたと考えています」。そう話すのは、スマホで始められるオンライン結婚相談所「naco-do(なこうど)」を運営する株式会社いろもの代表CEO、山田陵さんだ。「誰かと一緒に過ごしたいという欲求と、ひとりで生きることの不安から、パートナー探しをする人が増えた」と語る。

写真はイメージです(以下同)〔PHOTO〕iStock

naco-doの入会者数は、コロナがいつ収束するか分からなかった4月は大幅に減少。だが、5月の緊急事態宣言解除に伴い、問い合わせも入会者数も増加傾向にある。外出自粛が解かれたのであれば、感染拡大に気をつけながら婚活を始めよう。そう考える人が多いのかもしれない。

また、入会者のログイン数(率)、申し込み数(率)、お見合い成立数(率)も上昇。その理由は「将来への不安が強くなり活動意欲が湧いたこと」に加え、「自宅での時間が増えたため操作する時間が増えたこと」だと山田さんは分析する。