テレワークの本当の恐ろしさは、オフィスに戻った時に分かる

USBメモリで持ち出したデータが…
松澤 伸一 プロフィール

第二波に向けて備えよう

今回の緊急事態宣言は約1か月半ですべて解除という形に至りましたが、この後、ウイルス蔓延の第二波、第三波が来る可能性は否定できません。また、今回の新型コロナウイルスだけでなく、今後、新たなパンデミックが発生しないとも限りません。では、今回得た教訓を踏まえて、次に向けて実施すべきことはどのようなことでしょうか。

様々なアプローチが考えられますが、まず考えておきたいことは、「場所や時間に捕らわれない働き方」を目指すことです。そして、新しい働き方を目指すのであれば、社内のネットワーク上にあらゆる情報やシステムを設置するのではなく、より積極的にクラウドサービスを活用し、社内のネットワークに接続しなくても、業務に必要なデータやシステムにアクセスできる環境を整えることが重要です。

 

もちろん、クラウド化を推進するためには、同時にセキュリティを保つことが不可欠です。クラウド化を前提に、リスクの再評価を行い、クラウド化できるものとそうでないものを区分けします。さらに、昨今の「ゼロトラストネットワーク」や「認証基盤」といった新しい技術やソリューション等も取り入れながら、安全かつ高い柔軟性をもつ環境づくりを行うことこそが、次に向けた備えといえるのではないでしょうか。

今回の緊急事態宣言下で少しでも不安を感じたのであれば、検討の始め時です。今から準備しても遅くはありません。