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新型コロナ第二波流行に備えて、いま「私たちができること」とは

正しい情報のもと、基本の防御策を

衰えを知らない感染。おさまっても再燃の危険が!

現在、新型コロナウイルス感染が急速に広がっています。2020年5月22日現在で、世界中で480万人以上の感染者と32万人を超える死亡者が出ていて、すでにパンデミックと呼ばれる状態になっています。

感染を検出する診断法が部分的にしか利用できていない国が多いことから、実際の感染者総数はもっとずっと多い可能性すらあります。多くの国では感染の流行拡大とともに厳重な移動制限策が敷かれ、一部では感染がおさまった国もありますが、再び人の移動が始まると、おさまりかけていた感染流行が再燃する可能性があります。

【写真】通勤者が戻ってきた車内利用者が戻ってきた通勤電車内 photo by gettyimages

一部には「夏になって気温が上がると、コロナウイルスは高温が苦手なので感染がおさまってくるはず」という意見もありますが、一方で北半球と南半球では季節は逆なので、地球レベルでは当分の間は感染の流行が続くことになるでしょう。

リスクを軽減するには、正しい情報を得ること

このような中で、テレビのニュースや、モーニングショー、アフタヌーンショー、さらには新聞や週刊誌などでは、毎日のように新型コロナウイルス感染のことが報道されています。

 

そして、専門家といわれる人たちが実に多様な意見を述べていることもあり、この新型コロナウイルス感染では「何がわかっていて、何がわからないのか」、「何が正しくて、何がそうではないのか」、あるいは「今後このような感染がどのように推移していくのか」などなど、報道に接する皆さんは頭をひねることが多いのではないかと思います。

そして困ったことに、なかには科学的なエビデンスのない情報もあります。

個人レベルでこうした怪しげな情報に踊らされると、感染リスクを高める行動をとることにつながり、さらには無用なストレスに苛まれることにもなりかねません。

このようなことを未然に防ぐには、まずは、ウイルスやその感染症に関して正しい情報を得て「健康リテラシー」を上げ、感染リスクを軽減するための合理的方法をとることが必要です。

そこで、ここでは最初に、コロナウイルスについて簡単に説明したいと思います。