# 新型コロナウイルス

意外!新型コロナ「過度な手洗い、除菌」がリスクを高める

ウイルス学研究者が語る「守るべき暮らし方」
本間 真二郎 プロフィール

では、実際にどう行動すればいいかですが、まず、以下の場合は、普通に(石けんと流水で)手洗いをします。

外出から帰宅したとき。
◉食事をつくる前や食べる前。
◉トイレのあと。
◉あきらかに汚れた場合
……など。

口の消毒や、うがい薬は粘膜を傷める可能性がある

万一、感染症状がある人と接触した、病原体がついていると思われるものに触れた場合はアルコールなどを手にすり込む方法で消毒をしてもいいでしょう。あるいは、天然成分のもので同等の効果のあるものを使うのもいいでしょう。一般に皮膚に対する効果がマイルドなものは環境にもやさしいのですが、消毒効果もマイルドです。

 

消毒液を使ったうがいをしても、表面の菌やウイルスにしか効果はなく、また完全に除去することはできませんので、うがいの感染防止効果はほとんどないと思います。
たくさんある消毒液のなかで粘膜(口の中)に使えるのはポビドンヨード(商品名=イソジンなど)くらいしかありません。ポビドンヨードは殺菌効果や抗ウイルス効果はあるのですが、粘膜を傷め、常在菌や環境にも大きな影響を与えますのでおすすめできません。
うがい薬であるアズレンスルホン酸ナトリウム(商品名=アズノールなど)は、炎症をおさえる作用はありますが、抗菌、抗ウイルス効果はありません。市販のマウスウォッシュなどを多用することも添加物などの理由から同様におすすめできません。

最大の感染予防対策は、腸内細菌を元気にする生活

最大の対策は普段から免疫力、抵抗力を上げておくことにつきます。すべては腸内細菌を元気にする生活に集約されるのですが、簡単には以下のような暮らし方を大切にしたいものです。

水分をよくとる(食事以外のときに)。
◉よい塩(ミネラルが多い天日海塩がいいでしょう)をとる。
◉唾液をたくさん出すようにする。
◉食べすぎない。
◉地産地消で旬のものをとる。
◉精製食品、加工食品をとらない。
◉食物繊維をとる。
◉発酵食品をとる。
◉よく噛む。

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