不眠、過食、全身じんましん…自粛生活の「隠れたストレス」に要注意

動けなくなってからではもう遅い
トイアンナ プロフィール

「外出自粛のストレス」数々の声

最初は「家で寝てればいい」「節約になる」なんて声も聞かれた外出自粛だったが、1ヵ月たったころからストレスに対するリアクションが出始めた。

「常にイライラしてしまっている気がします。部下も在宅勤務でチャットを使ってやりとりすることが多いのですが、前なら『ごめん、私の教え方が悪かった。これは本当はこうやってほしくて』と指導できていたのが、『〇〇は次回からこうしておいてくださいね』と、ピリついた表現になってしまっている。気を付けているつもりでも、後から部下へのメッセージを見て自分の苛立った文章にヒヤリとする

 

眠れなくなりました。夜2時、3時になっても目がぱっちり開いたままで。そのままぼーっと過ごして、明るくなってからようやくちょっとだけ寝て……。せっかく通勤時間が減ったのに、その分を眠れないと葛藤する時間に使ってしまっています」

「1ヵ月で5kg太りました。もちろん、外出自粛のせいで運動不足ってのもあると思うんですけど……それ以上にストレスで食べすぎてしまっていて。不安を食べ物で埋めている感じです。もともと趣味がウィンドウショッピングだったんですけど、発散方法がなくなってしまって、その気持ちを食事にぶつけているというか」

……と、さまざまな事情をヒアリングした。しかも、外出自粛中ゆえに友達と会って相談するわけにもいかない。ストレスで症状が出ても「それ、一回カウンセリングに行った方がいいよ」と気づいて声をかけてもらえる環境にないのだ。