相手に投げかけた言葉に追われ続ける

今は夜の仕事を辞めてだいぶ経つが、店名と源氏名でネット検索したことはあれから一度もない。あれだけ他人の容姿を嘲笑してきた僕が、今は逆に嘲笑されることを恐れているのだから滑稽だ。

僕は他人の言葉によって死のうとまで思ったくせに、それによって失われた自信を他人への復讐によって取り返そうとしてしまった人間だ。いつかのあの日、相手に投げつけた「不細工」という言葉に今も追いかけられ続けている

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だから今、現在進行形で誰かに傷付けられている人には、あなたに酷い言葉をわざと投げつけてくる人は、きっとあなたの自信を奪うことで自分の自信を繋ぎ止めようとしているということ。そして、現在進行形で誰かをわざと傷付けている人には、相手に投げた呪いの言葉がいつかそっくりそのまま自分に戻ってくることを、それぞれ知ってもらいたい。

先述したジェシー・ネルソンも、「皆が私を嫌っているのかと思っていた。でも、彼らは彼ら自身を嫌っていた」と語っていた。

最後に、僕の大好きなマドンナの言葉を紹介したいと思う。彼女がピンク色に染めた髪をインスタグラムに載せた際、彼女の年齢をからかう中傷コメントがたくさんついた。その時のマドンナの返しが強さに溢れている。呪いに対して決して呪いで返していないところと、相手が奪い取ろうとする自信を決して手放さないところが。

自分の心を死なせる言葉に出くわしてしまった時、この言葉を何度でも読み返したい。

黙りな嫉妬深いビッチども! お前らが私の年齢になった時、今の私と同じくらい楽しいことをして大胆になれてるといいな! ははははは。お手並み拝見