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大人気「医療保険」、加入前に知っておくべき「3つのトレンド」と「注意点」

短期入院か長期入院か…それが問題だ!

いま「医療保険」が売れている…!

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、保険の対面販売が自粛されている中、ネットチャネルなどによる医療保険の契約者が増えている。

申し込みをした人の中には、「感染した場合、給付金が下りるのか」などを確認して加入を決める人もいることから、コロナ禍によって、医療保険や死亡保険に対するニーズが高まったこと。さらに、在宅ワークで時間に余裕ができた現役世代が検討するケースが多いようだ。

今回は、医療保険に加入を検討している方が知っておきたい最近の医療保険のトレンドと注意点についてアドバイスしたい。

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保険会社が「新商品」を続々と出しているワケ

昨今の生命保険会社は、マイナス金利や税制改正(法人向け保険の保険料損金算入ルールの変更)によって、貯蓄性商品から保障性商品へのシフトチェンジを迫られている。

とりわけ医療保険は、長生きリスクへの備えと相まって、個人保険の新契約件数(2019年度)のうち最も高い割合(22.1%)を占め、これに、終身保険(18.4%)、定期保険(16.8%)、ガン保険(13.6%)と続く(※1)。ここ数年、この順位は変わらずだ。

しかも、医療保険の加入率はかなり高い。民保加入世帯(かんぽ生命を除く)における医療保険・医療特約の世帯加入率は88.5%と、9割近くにものぼる。同じ第三分野商品のガン保険・ガン特約の世帯加入率(62.8%)や、介護保険・介護特約の世帯加入率(14.1%)と比べても、ダントツに高い(※2)。

それだけニーズや訴求力が高いといえるが、すでにほとんどの人が加入しているとなれば、保険会社としては現在の契約から乗り換えていただくしかない。

 

そこで各社は商品開発に注力し、ここ数年、新商品の登場や既存商品の改定が相次いでいる。まさに、医療保険は、生保業界の鎬を削る最大のマーケットとして、今後さらに競争が激化する可能性が高い‘レッドオーシャン’の分野なのだ。

※1:生命保険協会「2019年版生命保険の動向」
※2:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」