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突然、弁護士からの手紙が自宅に…あなたが「誹謗中傷」で訴えられる日

経験者が語る対処法と批判精神のススメ

「郵便です」と、ある日、あなたの自宅に封筒が届いた。差出人は弁護士事務所とある。封を開けてみると、弁護士事務所から「あなたのSNSでの投稿は、名誉棄損に当たります。慰謝料150万円を期日までに振り込んでください」……と、恐ろしい文言が並んでいた。

……などということは、まず起こらない。もし本当にそんな手紙が届いたら、まずは詐欺を疑ったほうがいい。思い当たる人は、日本弁護士連合会でその弁護士名と弁護士事務所を検索してみよう。

なぜ突然届く封筒を詐欺と疑っていいのかは、後述するとして。自分が「誹謗中傷のかどで訴えられる」リスクは誰にでもある。

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あなたは今までに投稿した全SNSの文章を覚えているだろうか。おそらく全部は覚えていないだろうし、中には心が荒んだ日に放った、乱暴な投稿もあるかもしれない。それが誰かを傷つける内容だったら、名誉棄損で謝罪や、慰謝料請求を受けるかもしれない。

私には実際に「名誉が棄損された」との内容証明を弁護士から受け取り、「それは中傷ではなく批判の範疇である」と門前払いした経験がある。

今回はその経験をもとに、あなたがもし「訴える」と言われたらどうすべきかをお伝えしたい。