6月 2日 CEの日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1987年の今日、臨床工学技士法が公布されました。それにちなんで、6月2日は日本臨床工学技士会によって「CEの日」と定められています。

臨床工学技士のようす Photo by Flickr

CEとは、臨床工学技士を意味する英語「Clinical Engineers」の略です。といっても、そもそも臨床工学技士という職業に馴染みがない方も多いかもしれません。

臨床工学技士とは、医療器具を操作・管理する職業です。

 

その業務は、人工心肺や麻酔器のメンテナンスと操作、透析の実施といった重病患者の命を救うような仕事から、注射器の洗浄などの裏方の仕事まで実に幅広いのです。日本臨床工学技士会は臨床工学技士を「医療機器の専門医療職」と称していますが、専門職であると同時に、医療に総合的に関わる職業だともいえるでしょう。

そんな臨床工学技士の認知度を高め、志望者が1人でも多くなるようにと、CEの日には全国で普及活動が行われています。現場の躍動感や技術職としてのやりがいをわかりやすく伝えるためのポスターも作成されており、2019年には最新版が公開されました。

臨床工学技士を広報するポスター。左側が2019年版(日本臨床工学技士会サイトより)

しかし2020年は新型コロナウイルスの影響で人工呼吸器の確保に追われており、残念ながらそういった活動をする余裕はありませんでした。

その代わりに、現場の技師や養成課程の学生にエールを送るメッセージ動画の作成が予定されています。