コロナ後の日本、これから「観光業界」が直面する「7つの大きな変化」

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その一方で、都心部で暮らし、働く世帯、特に子育て世帯にリモートワークが導入された結果、「子どもに邪魔をされて仕事に集中出来ない」という問題も頻発している。

「邪魔をされる」という言い方は少し子どもに対して可哀想だが、学校に行けず、家で過ごしている間、身近にお父さん、お母さんという恰好の遊び相手がいれば「ねーねー見て見て!」とかまって欲しくなるのは子どもからすれば当然の心理とも言える。テレビ会議に子どもが乱入してくるくらいは微笑ましい光景と言えるけど、納期が近く鉄火場と化している中で子どものかまって攻撃を食らうと割と泣きたくなるのではないだろうか。

かと言って書斎があるなど、子どもをシャットアウトして快適な仕事環境を構築出来るほど広い家に住んでいない場合に、どうしても集中して5時間ほど取り組まなければいけないような仕事が発生した場合、近くのホテルの時間貸しを利用してそこに籠もり、業務に集中して取り掛かる、という場面も発生するはずだ。実際、ドーミーインやアパホテルなど、多くのビジネスホテルが今回の騒動を受けて「リモートワーク応援プラン」などと銘打って時間貸しプランの提供をはじめた。

アパホテルには新たな需要が photo/gettyimages
 

特に都市部のビジネスホテルは今後どういった付加価値、需要に答えられるかが鍵になる。「15時チェックイン、10時チェックアウト」を基本とした運用体系は変えていかざるをえないだろう。

「受付は受付の人が専門的に」「清掃は清掃の人が専門的に」という、これまでのピーク時間に合わせてシフトを厚くするような運用だと無駄が多く出るので、「全員が受付も出来て、清掃も出来る」というフレキシブルな人材の重要性が上がる。