イベント中止で出かけられない…を解消「親子で本をつくってみよう」

本ができるまでの秘密を生レポート!

ようやく学校へ会社へ、でもまだ分散出社・分散登校、そのうえ2020年夏休みは半月を切る可能性も……と言われているまばらステイホームの今、季節の良いうちに、親子で自由研究、始めませんか?

というわけで、読む工場見学「本ができるまで!」。

こどもの本総選挙第4位「銭天堂シリーズ」廣嶋玲子先生の新シリーズ『怪奇漢方桃印 いらんかね? 退魔封虫散』(2020年7月6日発売)ができる工程をばっちり説明します! 自由研究の仕上げに、子供と一緒にこの思い出で、本をつくるのも、将来の思い出になるかも?

モノの原型を調べる/原稿ができるまで

本ができるスタートは、作家さんの原稿です。

怪奇漢方桃印は、不思議な漢方屋・桃さんが主人公。漢方屋さんでしかもおじいさんが主役なのはなぜなのでしょうか? 

廣嶋先生が教えてくれました。

「私、漢方屋というのが大好きなんです。店内にみっしりとビンが並んでいて、色々な材料が入っている。見るだけでわくわくするので、いつか書いてみたいと思っていました。でも、せっかく書くなら、この世にないような不思議な材料、不思議な効き目を書いてみたい。そう思い、漢方の本を読みながら、どんなものにしようかと色々考えました。

薬の名前もオリジナルなものにしようと決め、ずいぶん知恵をしぼりました。ストーリー作りより、そういうアイディア作りのほうが大変でした」(廣嶋玲子氏)
 

「怪奇漢方」にはたくさんの薬が出てきます。

先生が書いた原稿には、次に挿絵が入ります。今回の挿絵は、文化庁メディア芸術祭・新人賞受賞の漫画家・田中相先生。

「やはり桃さんが大事なメインビジュアルなので、7案くらいラフを出しました。清潔感があってあったかく、おちゃめなイメージ。でも一筋縄ではいかないおじいさんを目指しました!」(田中相氏)

挿絵以外にもカバーまわり・目次カット・お薬カットなど、実は挿絵部分はいっぱい! でもこれだけでは本はできません!

キャラクターのビジュアルは超大事!今回は、田中先生のイメージが、廣嶋先生とピッタリでビックリ!