観光地、交通機関、街中も……新型コロナウイルスの自粛要請により、すっかり静まり返ったゴールデンウィーク最終日。「コロナ」にちなんだ5月6日夜7時より、FRaU SDGsプロジェクトによるZOOM映画上映会を、映画配給会社ユナイテッドピープルと共同開催。

SDGsに関する映画をZOOMで上映し、観た人たちみんなが感想をシェア。社会課題解決へのヒントを探ることを目的とした「FRaU SDGs 映画館。」、記念すべき第一回目に選んだ作品は、長寿で豊かなギリシャの離島を舞台にしたドキュメンタリー映画『ハッピー・リトル・アイランド −長寿で豊かなギリシャの島で−』。

上映終了後は、同作の配給元であるユナイテッドピープル代表 関根健次さんをはじめ、総務省  箕浦龍一さん、人気漫画家17人が参加するプロジェクト「SDGs×マンガのチカラ」の発起人の一人、漫画家 浜田ブリトニーさん、FRaU SDGsクリエイティブディレクター熱田千鶴、FRaU編集長 関龍彦をはじめとする4人パネリストと視聴者によるトークセッションが、ソーシャルグッド・プロデューサー石川淳哉さん進行のもと行われました。

パネリストはこの6名。左上から時計まわりに・ユナイテッドピープル代表関根健次さん、総務省 箕浦龍一さん、漫画家 浜田ブリトニーさん、FRaU編集長 関龍彦、FRaU SDGsクリエイティブディレクター熱田千鶴、ソーシャルグッド・プロデューサー石川淳哉

まずは、映画配給会社ユナイテッドピープル代表・関根さんが、同作を選んだ理由と、その見どころについて語ります。

関根「この作品は、これからの生き方についてのヒントが多分にある映画じゃないかなと思います。舞台となるイカリア島は、世界で最も長寿が多く、かつみんなが幸せに暮らす島として世界的に知られています。このような長寿が多い場所は世界に4つあり、イカリア島以外に、イタリア サルデーニャ島、コスタリカ ニコヤ半島、もうひとつが沖縄だと言われています。これらの共通点は、おじいさん、おばあさんが歌って踊って楽しそうに暮らしていること。つまり、ストレスを溜めない暮らしを送っているのです。そしてみんなよく働きます。坂が多い地形だからというのもあり、自然と足腰が鍛えられるのでしょうね。この作品は、そんな風に、自然と触れ合いながら生きるイカリア島の住人たちの表情に注目しながら、観ていただけたらうれしいです」

ストーリー
本作が日本で上映されたのは2014年のこと。舞台であるギリシャ・アテネでは、2010年頃より暴動が多発する経済危機が続き、若者の半分は職を失った。そして、彼らの多くは、残されたわずかな希望を持って田舎に移住しているという。そんな若者たちの様子をカメラにおさめようとイカリア島に向かった監督ニコス・ダヤンダスは、ちょうどアテネから移住しようとするカップル(トドリスとアナ)と出会い、彼らの姿を追った。
IT関連の仕事をしていたトドリスは、ひとりで先にイカリア島へ渡った。朽ち果てた畑つきの一軒家を買って、修理や手入れをし、畑を耕し、恋人のアナを迎える準備を進める。トドリスとアナは、自給自足的な暮らしを営む島の老人たちと出会い、人生を楽しみながら生きる術を学んでいく。

「ハッピー・リトル・アイランド −長寿で豊かなギリシャの島で−」の予告編はこちら!https://youtu.be/-El4YC2U0-g

出典/youtube