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# 健康

肥満の解消に、血液もサラサラに…「オリーブオイル」のすごい力

1日大さじ1杯からでOK
今、アメリカで話題のダイエット法「高脂質食ダイエット」。脂っこいものをお腹いっぱい食べても、やせるというから驚きだ。その提唱者で、『アメリカの名医が教える内臓脂肪が落ちる究極の食事』の著者、マーク・ハイマン医師は、オリーブオイルを積極的に摂ることを勧める。なぜ「油」なのに健康によく、しかもやせるのか? そのすごい力を解説する。

1日大さじ1~2杯でOK

価値ある多くの研究により、地中海食が肥満解消に有効で、心臓病、がん、糖尿病を予防し、さらに死亡のリスクも低下させることが明らかになった。この予防効果の多くはオリーブオイルのおかげのようで、実に喜ばしいことだ。というのは、オリーブオイルは食べ物の味を引き立て、しかも手に入りやすく使いやすい、健康促進に役立つ脂質だからである。

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オリーブオイルは、オリーブを砕いて圧搾機にかけ、オイルを搾り出すことにより製造される。砕かれたオリーブは何回も圧搾することができる。最初の圧搾でいわゆるエキストラバージンオリーブオイルが作られ、あなたが摂取すべきオリーブオイルはそのタイプだけだ。最も体に良く、香りも最高である。

オリーブオイルはミックスされた脂質で出来ていて、その大部分(約75%)はオレイン酸と呼ばれる一価不飽和脂肪酸だ。残りのうち約20%は飽和脂肪酸で、さらに、ビタミンE、ベータカロチン、それに皮膚に優れた効果がある大事な抗酸化物質、スクアレンを含んでいる。

しかしオリーブオイルのユニークな特徴は、それに含まれていて強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持つ植物栄養素、ポリフェノールである。ご承知の通り、肥満、2型糖尿病、心臓病、認知症、がんといった慢性病のほとんどは炎症に起因している。

 

これらの効果を得るために大量のオリーブオイルを摂取する必要はない。1日にわずか大さじ1~2杯のエキストラバージンオリーブオイルを摂れば、きわめて大きな抗炎症効果が得られるのである。