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# 交渉術

「だからこそいいのです」…このひと言が「最強の営業トーク」なワケ

「相手の見てる世界を変える」交渉術
商談、会議、プレゼン……。ビジネスで成果を出すには、交渉力、説得力がものを言う。現役弁護士で、『7タイプ別交渉術』の著者でもある谷原誠氏によれば、こうしたシーンで強い武器になる「ひと言」があるという。それが「だからこそいいのです」。一体どのように使えばよいのか、実例を挙げて教えてもらった。

「2枚の地図」からわかること

まず、次の絵を見てください。

もちろん、日本の世界地図(東アジア)です。

では、次の絵は、何でしょう?

こちらは、オーストラリアの世界地図(東アジア)です。同じ日本がまったく違った島に見えます。

このように物事は、違う角度から見ると、まるで別物に見えることが多々あります。

私たちが物事を判断する際には、ある価値観、ある角度から検討していますが、異なる価値観、異なる角度から検討し直すと、異なる結果になることがあります。

交渉においても同じです。相手が見ている角度とは異なった角度からの検討を促すことにより、異なる結論になるよう求める方法があります。

 

地図の例のように、日本を中心として世界を見ている人に対して、オーストラリアを中心として見た世界を見せてあげるのです。

そうすると、違った考え方になる可能性があります。