小学校3年生のときに
受けた授業で「元素」にハマる

元素との出会いは、興味発掘型の学習塾「探究学舎」(東京都三鷹市)に通い始めた2年前。小学3年の夏に同塾の授業で元素の魅力に憑りつかれた。

「世界のすべては、元素でできている」

講師の先生に言われ「世界のすべてが? えーっ! それって何だろう?」と一気に興味がわいてきた。授業を受けた後、元素に関する本を読み、生活のなかでいろいろな用途があると知った。
「水素だったらロケットの燃料に。チタンはメガネ。用途がいっぱいあって、何がどういうふうに使われているのかを調べるのがむっちゃ面白くなった」

元素を調べるのが楽しくなって、本も何冊も読んだ 写真提供/レウォンくん
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探究学舎が授業で使っていた元素カルタは、読み札が名前の由来で絵札が鉱物写真だった。
「名前の由来もいいけれど、用途も面白いかも」
いてもたってもいられず、まずは頭の中で結び付けやすくするため、性質の似た元素が並ぶように配列した「元素周期表」を手書きで作成した。と同時に元素に関する10冊もの本を読み込み、読み札の言葉や内容を研究。およそ2年かけて4月に完成させた。終盤には探究学舎スタッフにも支えられた。

レウォンくんが自分で書いた元素記号の周期表。元素記号を学び始めるのは中学だが、深く周期表を学んでいくのは高校の化学の授業だ。ただ、「面白い」と思うだけで、子どもは多くを学ぶ