教師から児童作家へ…大人気、はやみねかおるが語る「これからの未来」

30年間愛され続ける理由

ジュブナイル・ミステリーの第一人者・はやみねかおるさん(56)が、今年、作家デビュー30周年を迎えた。「名探偵夢水清志郎」「怪盗クイーン」「都会のトム&ソーヤ」などの大人気シリーズで、子どもから大人まで幅広い世代から愛される作家の素顔と作品の魅力にせまる。

はやみねかおるさん

「大人になった今でも読んでいる」

ものぐさで常識ゼロの元大学教授が活躍する「名探偵夢水清志郎」(シリーズ累計360万部)、超巨大飛行船に乗って世界中を回り、狙った獲物を華麗に盗む「怪盗クイーン」(同100万部)、デコボコ中学生コンビが究極のゲームを作るために、街中で冒険を繰り広げる「都会(まち)のトム&ソーヤ」(同180万部)……。

1990年のデビュー以来、はやみねかおるさんの作品は、30年にわたって読者を夢中にさせてきた。

「名探偵夢水清志郎」は1999年に「双子探偵」としてNHKでドラマ化され、「都会のトム&ソーヤ」も来年、「万引き家族」で大注目を浴びた城桧吏さん主演による実写映画が公開予定だ。

「小学生のときに夢水シリーズの『そして五人がいなくなる』を読んで、本を読む楽しさに目覚めました。大人になった今でも、はやみね先生の本を愛読しています!」(20代・男性)
「はやみね先生の本で一番好きなのは、『怪盗クイーン』シリーズ! 怪盗クイーンこそ、“子どもから大人まで楽しめる”というフレーズにもっともふさわしい本だと思います」(20代・女性)
 
「小学生のころからずっとファンです。今の私があるのは間違いなく、はやみね先生のおかげです」(30代・女性)

編集部には、このように「大人になっても読み続けている」という、熱烈なファンからの手紙が毎日のように届く。