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東大卒YouTuber「QuizKnock」が起こした「革命」の正体

東大卒YouTubeオタクが語る

「ドヤ顔と本気さが好き」
「この問題この速さで解けるのすごすぎる」
「よくわかる解説がマジでよくわかる」

主に東京大学の卒業生が出演するYouTubeチャンネル「QuizKnock」。出演者がクイズや入社試験など様々な難問に挑戦するというのが主な内容だが、その人気は、テレビ番組での「東大生ブーム」がかつてより落ち着いた今でも、なお衰えない。

このチャンネルが人気なのにはいくつかの理由がある。そして、彼らが作り上げた新しいタイプのコンテンツとそれを取り巻く視聴者のマインドは今、既存のメディアとコンテンツの在り方について、大きな問いを投げかけている。

次々と難問が解かれる快感

「QuizKnock」はどんなチャンネルなのか。出演者たちはGoogleの入試問題や灘中学の入試問題を軽々と解き、動画の編集者は巧みな編集で「よくわかる解説」を挿入する。難解なクイズ専門のチャンネルかと思いきや、漫画『天才バカボン』に描かれた、バカボンのパパの母校「バカ田大学」のひねくれた入試問題に早押しで回答したり、ウォータースライダーに乗りながらセンター試験を解いたりとポップな企画も多い。

 

彼らのチャンネルの魅力は、なんといっても次々と難問が解かれていく気持ちよさだろう。動画についたコメントでは、冒頭に記したように、クイズへの回答の正確さとスピードを尊敬するコメント、解説のわかりやすさへの素直な称賛が目立つ。

一方で、そうした「賢さ」や「知識の豊富さ」とはほとんど真逆の魅力を感じる人も多いようだ。ある動画では、「頭がいいのに無邪気で少年らしさがあって愛嬌を感じる」という趣旨のコメントが「いいね」で多くの共感を得ている。くだらないなぞなぞのようなクイズにも、楽しそうに真剣に取り組む彼らの様子に、ファンは「本当にクイズが好きなんだ」と愛らしさを感じるのだろう。