コロナ禍でつくづく思った…日本はもっと医者の数を増やしませんか

戦いは「これで終わり」ではないから
週刊現代 プロフィール

先進国でも明らかに少ない

日本の医師の数が少ないことは統計からも明らかだ。下のグラフをご覧いただきたい。これは各国の人口1000人あたりの医師数を比較したものだ。ドイツの4・2人、イギリスの2・8人などと比べ、日本は2・4人と先進国の中でもとりわけ少ないことが見てとれる。医療崩壊で有名なイタリアでさえ4・0人いるのだ。

 

『貧乏人は医者にかかるな!』の著者で、長浜バイオ大学教授の永田宏氏が説明する。

「日本の1000人あたりの医師数は、経済協力開発機構(OECD)の加盟国のうちデータのある29ヵ国中26位です。下から数えたほうが早い。医師の総数で見ても、加盟国の平均約44万人に対し約32万人と、12万人も少ないのです」

なぜこれほど医師の数が少ないのか。それは日本独自の環境によるところが大きい。