照明がテレワークの効率を左右する

テレワークやコロナごもりが少しずつ終わりを見せていますが、一方でコロナごもりの疲れがどっと出てくる時期でもあるようです。そこでご提案したいのが、お部屋の「照明の色」を変えてみることです。

カラーコンサルタントの先駆けとして知られるルイス・チェスキン氏は、「妻がうつになってしまった」と相談を受けた際に、「妻を変えずに色を変えなさい」とアドバイスしました。男性はチェスキン氏のアドバイスを受け入れ、インテリアの色を変えたところ、1カ月ほどで妻が見違えるように元気になったそうです。

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チェスキン氏が活躍した1950年代は、インテリアの照明は白熱電球や蛍光灯を用いるのが一般的でした。LED照明が普及し始めた頃は、調色機能を備えた照明器具はハイエンドモデルに限定されていましたが、ミドルレンジやローエンドにも増えています。照明の色を変えると空間全体の色みが違って見えるため、手っ取り早くお部屋の雰囲気を変えることができます。

日本の一般的な住宅には、子ども部屋はあっても書斎はないため、テレワークをすることになったご家庭では、リビング、ダイニング、寝室などで、お仕事をされるケースが多いようです。これらの部屋には、オレンジみを帯びた電球色の照明が取り付けられています。一方でオフィスや子ども部屋には、白い昼光色の照明が取り付けられています。電球色はくつろぎの空間には適していますが、仕事や勉強には不向きです。