2020.06.04
# マネジメント

「コロナ離職」が密かに進行中?テレワーク時代の「マネジメント」の正解

部下との「心理的距離」はこう縮める
浅野 泰生 プロフィール

リーダーの資質を問う「部下とのオンライン飲み会」

テレワーク時代を象徴するイベント「オンライン飲み会」。リーダーの普段とは違う自宅での姿、自室などプライベート空間をオープンにできるこの場は、公私のギャップから部下との心理的距離を縮められる絶好の機会だ。もちろん、参加の強要はしないように気をつけていただきたい。

一方で、リーダーの資質が問われる場であることを忘れてはならない。なぜなら、お酒が入って素になったリーダーの態度や振る舞いは、部下のリーダーへの印象に良くも悪くも大きな影響を与えるからだ。

 

もっとも悪いパターンは、酔っ払うと別人になってしまうこと。いつもは注意したり叱ったりしないのに、お酒を飲むと急に説教をはじめたりするのはNG。「普段は何も言わないのに、本当はそんなふうに思っていたんだ…」、部下は嫌な気分になる。素が出る場だからこそ、気持ちは後々まで残ってしまうのだ。

どうせお酒の力を借りるのなら、普段は照れくさくて言えないことを伝えることをお勧めする。「いつも感謝している」「頼りにしている」「厳しいことも言っているが期待しているから」。これなら言われたほうも悪い気がしない。それに素が出る場だからこそ、部下の心に残るのだ。本心をお酒の力を借りて伝えてみてほしい。ちなみにこれは夫婦関係にも転用できるテクニックでもある(笑)。

気持ちというものは伝えなければ伝わらない。信頼している・されているとお互い感じられるリーダーと部下の心理的距離は、コロナ離職への強力な予防策になるだろう。

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