雄飛さんのオススメがこちら!
140年の技術の結晶、石臼挽きのそば粉は6種類。例えば「水仙」は、抜き実(殻を取り除いたそばの実)挽きのそば粉。挽いている石臼の石は最古の石齢200歳。
袋を開けた瞬間に強い香りが広がります。できあがりは、ツルッとなめらかなのど越し。せいろそば向けの名品です。
特上そば粉の「金華」は、田舎そばのような素朴な力強さと、しなやかさと滑らかさを備えたバランスのよいそばに仕上がります。
そば打ちで重要な工程のひとつ「水回し」(そば粉に加水して手で粉に水を行き渡らせる)をすると途端に広がる香ばしい香りと、粉のしっとりさを実感します。
初心者にやさしい「福井産越前そば粉おためしセット」もあります。新鮮なそば粉を二八に混ぜた状態で届き、すぐに打てます。そば打ちのとき、茹でているとき、そして食べているとき、それぞれでしっとりしたそば粉のつながりの良さや香りを五感で感じられます。
「素人でも打ちやすいタイプから上級者向けなど、様々なタイプのそば粉を扱ってるのがうれしいですが、そばがき専用のそば粉もオススメ。
通常のお蕎麦も美味しいけど、飲兵衛なら出来立てのそばがきをわさび醤油で酒のアテに、なんて最高の家飲みが楽しめます!」
お酒好きの雄飛さんらしい楽しみ方も教えていただきました。
そばがき専用のそば粉「一乗」は、熟練の職人が手挽きの石臼でじっくり時間をかけて製粉。そばの粒感を活かしながら、舌触りはもちもちねっとり。それでいて、口の中でさらりと溶けていく極上のそばがきができあがります。
緊急事態宣言が全国で解除されましたが、外出自粛や在宅勤務など自宅で過ごす時間はまだまだ多いはず。じっくり向き合ってできるそば打ちは、おうち時間にうってつけ。自分で打ったそばの味は格別です。この機会にぜひチャレンジを!
カガセイフン
https://soba-sueyoshi.co.jp
PROFILE
小宮山雄飛 Yuhi Komiyama
ミュージシャン。ホフディランのヴォーカル&キーボード。音楽活動の傍ら、日本初のレモンライス専門店『Lemon Rice TOKYO』を渋谷にオープン。自身が生まれ育った渋谷区の観光大使もつとめる。
Illustration:YUGO. Composition:Seiki Ebisu