エンタメ不足のいま「外資ドラマ」と「恋愛ドラマ」が求められる理由

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吉田 潮 プロフィール

令和時代のチャンネル権争い

そんなブレスパ氏だが、唯一想定内の展開があった。昭和の時代にあった「チャンネル権」争いである。エンタメ不足の解消にはやはりインターネットは欠かせない。コロナ禍でこれだけインターネットに集中すれば、家庭で「チャンネル権争い」は生じないのだろうかと思ったのが発端である。

昔、テレビは一家に1台。当然家庭内でチャンネル権争いが勃発。プロ野球を観たい父親が、バラエティを観たい子供や歌番組を観たい母親をおさえつけ、父親の特権を振りかざした時代があった。チャンネル権といえば父親だった。

今は一人1台スマホを持っている時代。エンタメも多様化したとはいえ、大きな画面のタブレットやPC、テレビでの視聴権を誰が奪取するか、同じ動画サイト内でどの番組を観るか、令和には令和のチャンネル権争いがあるはず。

そして予想通り、「チャンネル権」には「父親」「旦那」がもれなくついてきた。

「チャンネル権」で検索すると…
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追っていくと「変える人」「こいつ」「嫌い」などのネガティブワードのほか、「消し忘れ」「リモコン片手」「ズーッとリビングのテレビ」など不満や呪詛も。家庭内の小競り合いが目に浮かぶ。コメディにもサスペンスにもなりうる展開、それこそドラマである。

ハッとした。ブレスパ氏はドラマ不足を嘆く私に「身近なところにドラマ、あるよ」と諭したのか? 無意識かつランダムに言葉を選んだつもりでも、自分の嗜好や思考がブレスパ氏にはバレている。そんな気恥ずかしさを覚えた。

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