エンタメ不足のいま「外資ドラマ」と「恋愛ドラマ」が求められる理由

AI(人工知能)を使って調べたら…
吉田 潮 プロフィール

今、足りないのは「恋」?

もう少し、ドラマについて検索してみる。テレビ局はドラマの再放送でしのいでいる。「再放送希望ドラマ」と入れると、ジャニーズタレント主演作や宮藤官九郎作品などが出てくる。これは数の問題でもあり、ブレスパ氏は刻々情報を更新するため、検索の少し前に放送した作品が浮上するわけだ。

とはいえ、再放送した「恋はつづくよどこまでも」(TBS)に関しては、わりとしつこく連打してくるプレスパ氏。ドジっ娘看護師の上白石萌音とドS医師の佐藤健が繰り広げるラブストーリーだが、コロナのせいで人肌恋しい環境下に実にうまくフィットしたと思われる。

佐藤健 photo/gettyimages
 

やはり、みんな潜在的に「恋」が足りないのではないか? 今は三密を避ける非常時だからこそ、テレビドラマには恋の密接な描写がほしいのでは? 

そこで「恋愛ドラマ」と打ち込んだところ、「不倫」のワードも浮上。「リモート不倫」「新型コロナ不倫」「テレワーク離婚」なんてものまで。造語で勝手に現象を作り上げるのはメディアの手法だが、ブレスパ氏によれば「ビジネスホテルのテレワーク向けプラン」との関連も匂わす。非常事態でも密かに不謹慎を愉しんでいる人もいるのだろうという想像力をかきたてる。

いつかコロナが収束、いや終息を迎えるころには、反動もあって「三密ドラマ」が求められるに違いない。ドラマにおける「恋の距離感」も変わってくるはずだ。東京五輪も幻になりそうだし、密閉した空間で密接な関係、密集して大団円を迎える大規模ロケ…来年以降のドラマは存在感を増すだろうと想定して検索したところ、ブレスパ氏は想定外のジャブをかましてきた。

「真言宗」

え、そっちの三密? ま、これはこれで興味深い。不謹慎を叩きまくる一億総ポリス化と思いきや、さりげなく人間の業の肯定という寛容な展開に。まさか、エンタメ不足で心の栄養失調状態の私に、あえて仏教を薦めてきたのか?

「三密ドラマ」で検索したら、思わぬ結果が…!
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