コロナ禍で始まった在宅でのテレワーク。東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県の企業のテレワークは、緊急事態宣言前に比べ倍近くにまで広がり、半数近くの企業が導入を始めた(LINEリサーチ調べ)。

約2ヶ月で、体に馴染んできたテレワーク。でも、珍事件も勃発している(写真の人物は本文と関係ありません)photo/Getty Images

でも、突然始まったテレワーク。企業も自宅もさまざまな準備も環境が整わない中、慌ただしく始まったが故に、各地でえっー!? トホホという珍事件が勃発。もしかして、あなたの周りにもそんな珍事が起こってはいないだろうか? ここでご紹介するのは、筆者の周りで実際あった珍事件の数々だ。

まずは、私の友人の家の仰天事件ご紹介しよう。

使っているデスクトップPCを
持って帰ってください、に驚愕

「4月7日の緊急事態宣言の会見があった夜、帰宅した私をみた夫の呆気に取られた顔、一生忘れないでしょう」というのは、調査会社に派遣社員として勤務する由里子さん(仮名・45歳)だ。

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夫はすでに在宅勤務中だったんですが、私と玄関先の荷物を見て、唖然としながら、『ちょっとちょっと! なんでデスクトップ連れて帰ってきてんだよ!』と叫びました。そうなんです。私、会社で使っているデスクトップPCをそのまま持っていけと言われたんです。

私の仕事は、企業から上がってきた調査資料を担当者といっしょに、きちんとした文書に仕上げていくという仕事をしています。機密文書を扱うことも多いので、社内のPCにも何重にもロックが掛かっています。そんなこともあり、ギリギリまで出勤してもらいたいと言われていました。そんな中、発令された緊急事態宣言。さすがに、企業としても在宅勤務に切り替えることになり、私の部署にいた派遣社員はどうなるのか? という話になりました。

社員には個別にノートPCが支給さていますが、派遣は各デスクにあるデスクトップで作業をしています。会社も急いで派遣社員用のノートPC確保に動いたようですが、時すでに遅く、在宅勤務急増で商品が入手できないという状況に。私は自分のノートPCを持っていますが、社員以外のPCで機密文書にアクセスするのは危険ということで、その方法ももちろん即却下に。そんな中、部長が発した「だったらこのデスクのPC、そのまま持っていけばいんじゃない!?」が採用になることに。