茶碗を包み込むように持ちながら、いつものスタイルでリラックス。「日本茶はこうやって両手で飲むからいいんですよねぇ。これこそが片手間じゃない“お茶と私の時間”です」そう語る片桐はいりさんの、日本茶ライフに迫ります。

番茶からほうじ茶まで日々
“浴びるように”飲んでいます

片桐さんは物心ついたときから、“お茶係”を担当。おもてなしをしながら、日本茶に接してきたそう。

「当時は祖父母を入れて6人家族。週末になると親戚がよく遊びに来る家だったので、誰かが家に来ると“お姉ちゃん!”と私に声がかかり、お茶を用意していました。大人たちは“お姉ちゃんの淹れるお茶は美味しいね”と褒めてくれたし、私自身もお茶が好きだったので、得意になって喜んで淹れていましたね」

片桐はいり(かたぎり・はいり)
1963年1月18日生まれ。東京都出身。大学時代に劇団に参加し俳優デビュー。舞台、映像で幅広く活躍。4月スタートの連続ドラマ『捨ててよ、安達さん。』(テレビ東京系)にゲスト出演するほか、6月3日よりKAAT神奈川芸術劇場にて舞台『未練の幽霊と怪物』に出演予定。※舞台『未練の幽霊と怪物』は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全公演の中止が決定(4/15公式発表)。

お湯を沸かし、湯呑みを温めるためにお湯を注ぎ、それから茶葉を入れた急須で人数分のお茶を淹れる。家族や来客の感想を聞きながら、お茶を美味しく楽しむ術が自然に身についてきた片桐さんの一日は、今もお茶を淹れるところからスタート。

「まず朝は番茶を沸かして、梅干しを入れて飲みます。午前中はなんとなく緑茶タイムがあり、ちょっと飽きてきたなぁと思った頃合いで玄米茶を。夜、そろそろ寝ようかな、という時間帯になったら、ほうじ茶。意外とね、この時間が長いのでほうじ茶の消費量が多くて(笑)。私も適当なので、番茶を1杯しか飲まなかったときは、その番茶を沸かして緑茶を淹れたりするんですよ。でもこの緑茶オン番茶がね、意外と美味しくて。ほうじ茶オン番茶も、結構気に入っています(笑)