世界的なステイホームとなり、NetflixやHulu、アマゾンプライムなどの配信動画システムの加入者が2020年3月は歴代最高を記録したという。Netflixは上半期の新規加入者が予想の700万人の倍増の1500万人を超えている。それだけエンタメを家で見る人が増えたということだ。

アニメとゲームが大好きだというドイツ在住ライターの雨宮紫苑さんも、動画配信サービスをがっつり楽しんでいる一人だ。特に日本のアニメの配信本数が海外でも増えていることが嬉しいという。しかし、だからこそ「これだけいい作品なのにもったいない!」ということが……。

ドイツで見られるなんてやばくない?

新型コロナウイルスに対するさまざまな処置が、少しずつ緩和されはじめている。とはいっても他人との接触を避けるべきなのは変わりないので、ここドイツに限らず、ステイホーム生活を続けている人も多いだろう。

そんななか、日本では多くの漫画やアニメが無料公開されている。ドイツでも、以前と比べてネット配信サービスのアニメラインナップが充実してきた。

Netflixでは、『HUNTER×HUNTER』『七つの大罪』『NARUTO』『進撃の巨人』『BLEACH』『犬夜叉』『鋼の錬金術師』『DEATH NOTE』といった王道ものはもちろん、『STEINS;GATE』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『メイドインアビス』といった、評価が高いアニメも並んでいる。

それだけじゃない。なんとなんと、『もののけ姫』『君の名は』『サマーウォーズ』なんて名作アニメ映画もある。すごくない? ドイツで見れちゃうんだよ? やばいよね!?

ドイツのNetflixの画面。「アニメーション」のページに日本のアニメが並ぶ 「ドイツNetflix」より

……なんて冒頭からひとりはしゃいでしまって恐縮なのだが、お伝えしたいのは、「日本のネトフリにハリウッド映画があるように、ドイツのネトフリにも日本のアニメがある」ということだ。

「日本のアニメは世界で人気なんだから当然でしょ?」と思う方もいるかもしれない。でも「世界で配信されることを意識してアニメを見たことがあるか?」というと、きっと多くの人は首を横に振るだろう。

そうでなければ、ファッション感覚で使われるアニメ内の外国語に、多少なりとも違和感を抱くはずだから。