世界がいよいよ首を傾げる…日本が「ヌルい対策」なのに被害が少ないワケ

日米の比較から見えたこと
飯塚 真紀子 プロフィール

検査数自体が他国と比較にならないほど少ないので、これまでの総検査数における総感染者数を算出して比較してみると以下のようになる(数字はworldometers.infoを参照)。

日本:24万368件中、陽性は1万6237件=6.8%
アメリカ:1168万691件中、陽性は152万2149件=13%
イタリア:300万4960件中、陽性は22万5435件=7.5%
スペイン:303万7840件中、陽性は27万7719件=9.1%
シンガポール:24万6254件中、陽性は2万8038件=11.4%
韓国:74万7653件中、陽性は1万1050件=1.5%

日本は韓国よりははるかに陽性率が高いものの、総検査数が24万件台とほぼ同数のシンガポールよりははるかに陽性率が低く、アメリカと比べれば2分の1近い。

人口100万人あたりの死亡数を見てみると、

日本6人、韓国5人、シンガポール4人、アメリカ275人、スペイン591人、イタリア528人と、アジアの新型コロナ対策優等国よりは多いものの、欧米よりははるかに少ない。

 

ロスのビーチ、驚きの光景

しかし、この少なさは案外、謎でもなんでもないのかもしれない。

そう実感したのは、ロックダウンの緩和に伴い、約50日ぶりに解放されたロサンゼルスのサンタモニカ・ビーチを歩いた時だ。

5月13日、ロサンゼルスではビーチが解放された。もっとも、解放されたといっても、ビーチでの過ごし方は制限されている。水泳やサーフィン、散歩やジョギングなどのアクティビティをすることは許可されているが、サイクリングやピクニック、日光浴、ビーチバレーなどをすることは禁じられているからだ。先日、隣接するオレンジ郡で解放されたビーチに人々が殺到し、社会的距離が保てなくなる問題が生じたからだろう。

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