「押しに弱い」けど「縛られたくない」

たとえば、「押されるより押す方が好きなのかな、夢ちゃん」と花に言われたとき。「そうだね、押しに弱いからグイグイこられて押されるけど、逆に引かれたら、夢が行っちゃう可能性はある」と答えつつ、「追ってくれる人と付き合ったほうが絶対幸せだけどね」と言っていた。

「そうなんだろうな、きっと」と花が言うと、「絶対にそう」とまた同じ言葉を呟いた。まるで、自分に言い聞かせるように。

自分の気持ちを曖昧にしたがる夢が、2回も「絶対」という言葉を使って自分の考え言い切った。過去に追う恋愛をして、うまくいかなかった経験があるのかもしれない

いったい過去に何があったの…?〔PHOTO〕テラスハウス公式Twitterより

いや、もしかしたら、追うとうまくいかないと学んだ結果、男性のほうから押してくれるよう振る舞う癖がついたのかも? という仮説も立てられる。だが、初体験が17歳(と社長にきかれて答えていた)で、追っちゃダメだと学んだのが20歳頃として、今25歳。たった5年であそこまでの癖がつくとは思えない。

友達との会話で「縛られたくない」と言っていたのは本音だろうし、基本、異性に対するメンタリティが男っぽいのだと思う。身体つきが女っぽく、「押しに弱い」を挨拶のように連呼するので、気付かれにくいと思うが。

そう、その「押しに弱い」がある限り、メンタルが男とは言えなくない? むしろ女っぽいよね? と思う人もいるだろう。押されて付き合うなら確かにそうだ。が、夢は、あそこまで社長に押され続けても、付き合わない。でもイチャイチャはする。そこがポイント。「ここまではOK」「ここからはNO」の線引きが、実に縛られたくないモテ男っぽいのだ。