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バカ殿は日本のリーダーの鏡だ
大原 浩 プロフィール

バカ殿は日本のリーダーの鏡か?

日本人にこよなく愛された志村けん氏の中共(武漢)肺炎による死は多くの人々に衝撃を与えた。同氏を含めた中共(武漢)肺炎の犠牲者のご冥福を祈る。

志村氏の当たり役の「バカ殿」は誰もが知るキャラクターで、人々を爆笑の渦に巻き込む。

このキャラクターが日本人にうけるのは、ある意味「日本人の理想のリーダー像」を暗示しているからではないかと思う。

バカ殿が?と驚かれる読者も多いかと思うが、論点は次の3つである。

1.日本人の民度(平均的日本人の能力・モラル)は世界トップクラスだ
2.民度の高い国民に強力なリーダーシップ(独裁)は必要ない
3.民度の低い国民には強力なリーダー(独裁者)が必要である。

江戸時代の将軍は、基本的に老中の意見を無視できなかったし、日本型経営の重要な要素に「おみこし型経営」がある。「おみこし型経営」とは、担がれる上司が(実務においては)ほとんど何もしないで担ぐ優秀な部下が事業を取り仕切るやり方である。

 

これは、日本のように中間層の能力が優れている上にモラルも高い国では極めて有効な戦略である。

逆に言えば、日本と違って中間層の能力が残念な状態でモラルも低い国では、一部のエリートが強力なリーダーシップ(独裁)でまとめなければならないといえる。