「髄液見ますか?」

「髄液検査」は脳脊髄液を採取する検査です。私は腰に麻酔をして体を海老のように丸めて横向きになり、背骨の間に針を刺し、髄液を取ってもらいました。手術室のようなところに行くのかな? と思っていましたが、入院している階の「処置室」で主治医と麻酔医の2人で進行しました。主治医に「髄液見ますか?」と言われて「見ます!」と答えると、見せてくれたのは小さなビンに入った透明な液でした。
「明らかに何か異常があるときには透明じゃないんです、今見る限り透明で良かったです」
「そうなんですか」
「これから蛋白質や細胞の検査をして異常がないか調べます、それで可能性が消える病気があります」

そしてこの検査に該当する疾患はありませんでした。

免疫グロブリン」は投与によってさまざまな効果を期待する薬剤です、免疫の活動状態を調べて、微生物に感染しているかどうかも分かります。この免疫グロブリンの点滴は1パック5万円ほどです。これを1日5パック、5日間連続投与します。つまり1日25万円、治療の終わる5日間で125万円です。

免疫グロプリン投与。1パックで5万円! 写真提供/津久井教生 

看護師さんがパックを取り換える時に「緊張する~」と言うくらい、高額な薬剤です、この薬剤検査で反応が出ると病名が絞られます。
しかし私の場合はその反応値が出なかったので、この検査に該当する疾患ではないという事になりました。

血液検査で分かる疾患も多いのです、脊髄性筋萎縮症(SMA)やポンペ病(こんな病気があるのかとかみさんと目を合わせた病気です)も血液検査で分かります。これらの疾患は、いずれにしても原因不明の筋力低下やCK値の上昇などが現れます。 
たくさんの血液検査をしましたが、ここでも該当疾患はありませんでした。