お母さんが突然解雇…コロナショックで「男女格差」が拡大している

非正規女性が真っ先にクビを切られる…
小林 美希 プロフィール

卸売・小売りの5割、宿泊・飲食・サービス業の7割強、「教育、学習支援業」と「医療・福祉」の約4割が非正規だ(総務省「労働力調査」の2019年平均値)。

そして、産業別の男女比を見ると、「医療、福祉」の約7割、「宿泊、飲食サービス」の約6割、「教育、学習支援業」の約5割が女性となる(図:2016年「経済センサス」産業横断的集計結果の概要)。

 

ILO(国際労働機関)は4月29日に「COVID-19と仕事の世界」の第3版を発表。こうした、女性が置かれる状況が不利になっていく事態について、いち早く警鐘を鳴らしている。

ILOによれば、2020年第1四半期の世界の労働時間は、コロナ危機以前の2019年第4四半期と比べて4.5%減少。これは、週48時間労働のフルタイム労働者換算で1億3000万人に相当する労働時間となるという。

次いで、2020年第2四半期を同様に比べると、2019年第4四半期より世界の労働時間は10.5%の減少し、フルタイム労働者換算で3億500万人もの労働が減少すると予想している。