# 人事

サイバーエージェント「217名の新卒リモート研修」大成功の秘訣

直前の決定、人事と新卒はどう動いた?
マネー現代編集部 プロフィール

「スピード感」「ベンチャー精神」を最も体感できた

4月1日のオリエンテーションから、4月9日まで、日程的にはほぼ当初予定どおりの研修を、フルリモートでやり切ったサイバーエージェント。

それを主導した武内氏に、この9日間を振り返っての「フルリモートだからこそ得られた収穫」を改めて聞いてみた。

「まず、オフラインでやるよりも、普段声を上げない人たちの活躍を見られたというのがすごく良かったですね。

100人の前でプレゼンするのはどうしても緊張してしまうけど、チャットであれば心理的なハードルが低くなり、勇気を出して『私、プレゼンしたい』という形で答えてくれる。声が大きい目立つ人だけでなく、大勢の前での発言が苦手な人の活躍が、リモートならではというところでは見られました」

研修の満足度を高めたチャット機能

加えて、「『研修を自分たちの手で創る』というメッセージが本当に体現されたことが、大きな収穫だった」と武内氏は話す。

「私も新卒社員研修を担当して5年目になりますが、今年の新卒が、サイバーエージェントの文化である『スピード感』や『ベンチャー精神』を最も体感できたのではなかったかと。ここまで未完成の状態でリリースしたことはないし、明日のスケジュールもどんどん変わっていくという環境の中で、彼ら自身にも『私たちの手で変えていかないと』『私たちが創っていかないと』と考える習慣がついたのがとても大きかったです」

 

とりあえずやってみて、実施の中で検証とアップデートを繰り返していくスピード感。
自ら問題を発見し、主体的に動いてゼロから創造するベンチャー精神。

こういった、サイバーエージェントが創業時から大切にしているカルチャーが、はからずも「未完成の研修」だったからこそ、色濃く反映されたようだ。