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# 新型コロナウイルス # ワクチン

中国人の大金持ちが「中国製ワクチン」ではなく「外国製」を求めるワケ

医薬品をめぐる不良、劣化、収賄問題

コロナ「ワクチン開発競争」が激化!

新型コロナ肺炎の流行は一時的なものではなく数年にわたってくり返す恐れが指摘されはじめている。その中で、ウイルスとの戦の勝者になり、いち早く経済回復を果たすためにもワクチン開発がカギとなる。

とくに米中がワクチン開発にしのぎを削っているが、さきにワクチンを開発したほうが、ポストコロナの世界で大きなアドバンテージをもつことになるだろう。

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このワクチン競争、中国は国家最優先任務とされている。

中国は三種類のワクチンが臨床試験にはいっている。

康希諾生物(カンシノバイオロジクス)が解放軍のバイオ専門家の陳薇少将チーム(軍事科学院軍事医学研究所バイオ研究所プロジェクト)ともに取り組むアデノウイルスベクターを使ったワクチン、北京科興生物(シノバック・バイオテック)の不活化ワクチン、武漢生物製品研究所の不活化ワクチンがそれ。9月に実用化を目指しているという。

一方、米製薬大手のファイザーがドイツのバイオベンチャー・バイオNテックとともに開発中のワクチン候補4種が5月4日、米国で臨床試験に入ったという。

 

9月に米食品医薬局から緊急使用許可を得て年末までに実用化を目指すというほかにも米バイオベンチャーのモデルナが米国立アレルギー感染症研究所と協力して官民一体で進めるRNAワクチン研究が3月に治験の第一段階を行い、近く治験の第二段階に入るという。

夏に第三段階を行い、すでにスイスの製薬会社ロンザとの協力契約を結び、生産準備に入っているという。さらに、米イノビオ・ファーマシューティカルズのDNAワクチンが4月に治験に入っている。